イラン、近隣諸国と経済やエネルギー関係の強化を協議

(イラン、パキスタン、タジキスタン)

ドバイ発

2026年08月20日

イランは、近隣諸国との経済関係強化を進めている。8月に入ってパキスタンおよびタジキスタンとの間で、エネルギー分野を中心とした協力拡大に向けた動きがみられた。

8月11日には、モフセン・パークネジャード石油相がパキスタンのモフシン・ラザー・ナクビ内相とテヘランで会談し、特にエネルギー分野における両国間の貿易・経済交流の拡大について協議した。パークネジャード石油相は、両国の原油および石油製品の取引や、特に製油所に関する技術・サービスの輸出などの分野における協力について言及した〔2026年8月12日付イスラーム共和国通信(IRNA)外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます〕。

また、アッバース・アラーグチー外相は8月15日、テヘランを訪問したタジキスタンの政府代表団と会談し、両国の外交・経済協力を一層深化させる意向を強調した〔2026年8月15日付(IRNA)外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます〕。

同日に、パークネジャード石油相は、タジキスタンのダレル・ジュマ・エネルギー・水資源相およびアジーム・イブラヒム運輸相とテヘランで会談し、イランからタジキスタンへの石油製品輸出および同国の製油所向け原油供給に関する長期契約の枠組みが合意に達したと発表した。

協議では、タジキスタンのエネルギー需要に対応するため、イランの余剰石油製品を輸出する可能性について検討するとともに、技術・物流面の詳細を協議する作業部会を設置することで合意した。

タジキスタンのジュマ・エネルギー・水資源相は、イランからの燃料製品の輸入拡大を重視していると表明した。イブラヒム運輸相は、作業部会が機能すれば、両国間の貿易量は大幅に増加し、物流インフラの整備も後押されるだろうと述べた〔2026年8月15日付(IRNA)外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます〕。

(ドバイ事務所)

(イラン、パキスタン、タジキスタン)

ビジネス短信 7bae0b6346008827