バンコクで大規模な茶のイベント、「Taste of Tea 2026」開催、続く抹茶ブーム
(タイ)
バンコク発
2026年08月27日
茶および抹茶関連の大型イベント「Taste of Tea 2026」が8月6日から12日にかけて、バンコクの商業施設セントラル・ラップラオで開催された。会場には日本産抹茶を含む茶、ベーカリー、茶器関連など80を超えるブランドが出展した。
近年、タイで健康志向やプレミアム志向の高まりを背景に、茶・抹茶市場が拡大している。同イベント内では、抹茶飲料や茶葉、茶器、スイーツなど、茶に関する、タイ国内外の幅広い商品が販売された。日本産抹茶については、八女茶や和束茶などの高級抹茶が販売されたほか、日本の茶文化を紹介する特設コーナー(ジャパニーズ・ティー・ルーム)も設置された。抹茶の味の表現も「ナッツのような風味や香り」「重厚感のあるフルボディー」「香ばしい」といったものが並んでおり、来場者が好んで飲んでいる抹茶の産地をシールで貼るアンケートも実施されていた。
会場での日本産抹茶に関するアンケートを呼びかける様子(ジェトロ撮影)
来場者による投票シールが貼られたアンケートボード(ジェトロ撮影)
同イベントでは、来場者が、茶および抹茶に関する知識をより深められるよう、抹茶のたて方を学ぶワークショップ、会場内でのスタンプラリーなどが実施された。商品販売だけでなく、茶文化への理解促進や体験機会の提供も実施されていた。
タイでは近年、カフェや外食チェーンによる茶関連商品の導入が進んでいる。茶市場が単なる飲料カテゴリーから、ライフスタイル分野へと拡大している。日本からタイへの緑茶の輸出量は近年増加しており、2026年1月から6月の輸出累計額は14億円を記録しており、前年度同時期と比較して14%の伸びを示している(注)。
会場の様子(ジェトロ撮影)
(注)HSコード0902.10-100、0902.10-900、0902.20-100、0902.20-900を用いて算出。
(小池裕之、ウォンパタラクン・ヤーダー)
(タイ)
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