ドバイ市政庁、食用油・油脂の品質検査時間を2時間から2分に短縮

(アラブ首長国連邦)

ドバイ発

2026年08月28日

アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ市政庁(Dubai Municipality)は8月24日、ドバイ中央研究所(Dubai Central Laboratory)において、食用油・油脂の品質検査を自動化する新技術を導入したと発表した。

同技術は、製造・保管過程で発生する油脂の酸化や品質劣化の指標を自動で分析し、結果を迅速に出力するという。ドバイ市政庁によると、従来、約2時間を要していた検査を約2分に短縮して実施できるようになった。これにより、検査能力は従来の1日当たり6件から60件へ拡大、処理能力は約10倍に向上した。また、従来法で使用していた化学薬品の削減にもつながるとしている。

UAEでは食品安全管理体制の高度化が進められており、今回の取り組みもその一環と位置付けられる。食品をUAEへ輸出する日本企業にとっては、品質管理やトレーサビリティーへの要求が高まる中、当局の検査体制強化の動向として注目される。輸入食品の品質確認プロセスの効率化につながれば、食品サプライチェーン全体の信頼性向上にも寄与する可能性がある。

(小川ネスマ)

(アラブ首長国連邦)

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