TMHG、米インディアナ州に電動フォークリフト新工場開設
(米国)
シカゴ発
2026年08月14日
トヨタ マテリアル ハンドリング グループ(TMHG)は8月5日、米国インディアナ州コロンバスで電動フォークリフトを生産する新工場の開所式を開催した。
新工場では、トヨタブランドと豊田自動織機傘下の米フォークリフトメーカー「レイモンド」ブランド向けの電動フォークリフトを製造する。総投資額は1億ドルで、製造拠点拡大に向けた同社最大規模の投資となる。工場面積は29万5,000平方フィート(約2万7,000平方メートル)で、140人超の新規雇用を創出する見込みだ。これにより、コロンバス拠点の総面積は約190万平方フィート(約17万7,000平方メートル)に拡大する。建設は2024年に着工し、2026年7月から生産を開始している。
開所式には同社の親会社である豊田自動織機の伊藤浩一社長や、インディアナ州のマイク・ブラウン知事(共和党)らが出席した。ブラウン知事は、トヨタ マテリアル ハンドリング ノース アメリカ(TMHNA)が1990年の進出以来、コロンバス拠点へ累計6億ドル超を投資してきたと説明し、「今回の投資による雇用創出と製造業イノベーションの進展を期待している」と述べた。
フォークリフトは工場や倉庫などで電源にアクセスしやすい場所で使用されることが多く、電動化が進展した。TMHNAのブレット・ウッド社長兼最高経営責任者(CEO)は、「2023年には北米で販売されたフォークリフトの66%が電動式だった。現在は約70%に達しており、2035年までに80%へ近づく可能性がある。この新工場はそうした電動化の流れに対応するためのものだ」と述べた。
TMHNAによると、北米で販売されるフォークリフトの3台に1台以上を同社が製造している。新工場の稼働により、生産能力のさらなる増強を図る構えだ。
(坂井愛子)
(米国)
ビジネス短信 3c4dbe46c0b41706





閉じる