中国長安汽車とファーウェイ、AIや国際展開などで戦略的提携

(中国)

成都発

2026年08月18日

中国の国有自動車メーカー大手、中国長安汽車集団(中国長安汽車)は8月11日、中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)と戦略的提携に関する枠組み協定を深セン市で締結した。締結式には、中国長安汽車の朱華栄董事長、ファーウェイの徐直軍副董事長兼輪番董事長らが出席した。

中国長安汽車の発表によると、両社は人工知能(AI)製品とその活用場面、汎用(はんよう)および自動車分野に特化した大規模AIモデル、デジタル基盤、計算能力、ソフトウエア、ハードウエアなどの分野で、具体的な協力の可能性を検討する。また、デジタルエネルギー、国際展開、デジタル人材の計画的な育成などでも連携を強化し、自動車産業と情報通信技術(ICT)の融合や技術革新を共同で推進する。

中国メディア「毎日経済新聞」(8月12日付)によると、関連研究機関は、中国の新エネルギー自動車産業では、完成車分野とスマート化分野が協調して発展していると指摘した。完成車メーカーが技術の蓄積を背景に市場シェアを拡大する一方、スマート化・部品分野は電動化に伴う需要拡大の恩恵を受けているという。また、産業チェーンの川上・川下企業が技術の高度化とコストの最適化を進め、良好な発展環境を形成しているとしている。

なお、中国長安汽車グループで完成車事業を手掛ける重慶長安汽車が8月6日に発表した2026年7月の生産・販売速報によると、同年1~7月の累計生産台数は前年同期比12.3%減の122万8,635台、累計販売台数は18.2%減の128万451台だった。

(王植一)

(中国)

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