インドへの関心高まる在マレーシア日系企業、ジェトロが「インド・ビジネスセミナー」開催
(マレーシア、インド)
クアラルンプール発
2026年08月18日
ジェトロは8月6日、マレーシアのクアラルンプールにおいて、「インド・ビジネスセミナー」を開催した。マレーシアに進出する日系企業の間では、インドを次の輸出市場として捉える動きがみられ、インドへの関心が高まっている。ジェトロの「2025年度 海外進出日系企業実態調査(アジア・オセアニア編)
(1.4MB)」では、マレーシア進出日系製造業が今後有望と考える輸出市場について「インド」と回答する割合が35.8%と最多だった。
今回のセミナーでは、ジェトロ・ニューデリー事務所の丸山春花所員とアーメダバード事務所の林田勇太所員が登壇し、インドの最新ビジネス環境や地域別の産業動向、日系企業の進出状況、半導体分野の動向などについて講演した。
丸山所員は、半導体分野について、インド政府が国内での半導体製造基盤の構築を進める中、中央政府の支援に加えて、各州も独自の半導体政策を打ち出し、企業誘致を進めていると紹介した。また、インドでは半導体工場や組み立て・テスト拠点などの新規プロジェクトが相次いでおり、半導体製造だけでなく、製造装置、材料、部品など周辺産業を含めたサプライチェーンでビジネス機会が広がっていると説明した。
続いて、林田所員は、インド西部のグジャラート州を中心に、地域の基礎情報や日系企業の進出状況、ビジネス環境について講演した。グジャラート州は、製造業や輸出産業の集積が進むインド有数の工業州だ。講演では、特に企業の進出を支えるインフラとして、港湾や鉄道、工業団地などの整備状況を紹介し、製造業の拠点としての特徴は、幅広い産業集積と、港湾や貨物専用鉄道などの充実した物流インフラにあると述べた。説明した。また、グジャラート州では半導体関連の大型投資が進んでいることを紹介。これまで政府が補助金対象として承認した半導体関連プロジェクト12件のうち6件が同州に立地する。半導体製造拠点の整備が進む地域や周辺インフラの開発状況などを取り上げ、半導体工場を核として、関連企業を含む産業集積の形成が進んでいる状況について説明した。
今回のセミナーには、100社以上の日系企業が参加し、参加企業からは、「インド国内の日系企業の展開状況がよくわかった」「インド市場における半導体動向が把握できた」などの声が寄せられた。
丸山所員による講演の様子(ジェトロ撮影)
(近藤皐平、ニサ・モハマド)
(マレーシア、インド)
ビジネス短信 2c0a19360ecb62d4





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