7月の中東からの訪日外客数は前年同月比4割増、7月としては過去最高

(日本、中東、湾岸協力会議(GCC)、イスラエル、トルコ、サウジアラビア、アラブ首長国連邦)

調査部中東アフリカ課

2026年08月25日

日本政府観光局(JNTO)は8月19日、2026年7月の訪日外客数(推計値)外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますを発表した。全体の訪日外客数は、韓国、インドネシア、メキシコなど17市場で7月としての過去最高を記録し、344万2,100人(前年同月比0.1%増)となり、前年に引き続き7月として過去最高を記録した。なお、中東地域〔イスラエル、トルコ、湾岸協力会議(GCC)加盟国6カ国(サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、バーレーン、オマーン、カタール、クウェート)の8カ国〕は、3カ月連続で、当該月として過去最高となった。

中東地域からの7月の訪日外客数は、前年同月比41.0%増の2万8,200人となった(添付資料図1、2参照)。国・地域別では、トルコが同60.5%増の1万5,400人で、中東地域で最大の訪日客送り出し国となっている。イスラエルは8,900人で60.5%増となった。GCC諸国は同24.4%減の3,900人で、米国・イスラエルとイランの軍事衝突が始まった2月以来前年同月比マイナスが続いているものの、7月は減少幅が最も小さくなった。

JNTOは、「継続する訪日旅行人気の影響などに加え、一部路線における航空便の再開や増便、スクールホリデーの影響などもあり、訪日外客数は7月として過去最高を記録した」としている。

なお、中東情勢悪化と世界各国の動きはジェトロ特集「イスラエル・米国とイランの衝突を巡る中東情勢関連情報」を参照。

(中村周)

(日本、中東、湾岸協力会議(GCC)、イスラエル、トルコ、サウジアラビア、アラブ首長国連邦)

ビジネス短信 2891ba63e9b48fbb