サウジアラビア、トルコ、パキスタンが「メッカ共同防衛協定」を締結

(中東、湾岸協力会議(GCC)、サウジアラビア、トルコ、パキスタン、バーレーン)

リヤド発

2026年08月10日

サウジアラビア、トルコ、パキスタンの3カ国は8月7日、サウジアラビアのメッカで「メッカ共同防衛首脳会議」を開催し、「メッカ共同防衛協定」を締結した。同協定は、いかなる侵略行為に対しても集団抑止力を強化することを目的とし、3カ国のうち、いずれか1カ国に対する武力攻撃でも、3カ国に対する攻撃とみなす旨を規定した。さらに、3カ国間におけるあらゆる側面での防衛協力を強化することも定めた。

協定の締結に対し、イスラム世界連盟(Muslim World League:MWL、注)、パレスチナ自治政府、バーレーンなどが歓迎の意を表明した。

同日付のサウジアラビア国営通信(SPA)によると、バーレーン外務省は協定について、地域および世界の安全保障と安定の維持に貢献し、共同抑止力の効果を強化する戦略的パートナーシップであると評価した。その上で、同省は協定について、湾岸協力会議(GCC)加盟国の共同防衛枠組みを補完し、連帯、統合、パートナーシップに基づく地域安全保障と安定の強化に貢献する重要な追加要素であると指摘した。さらに、サウジアラビアの安全保障はバーレーンの安全保障の不可欠な一部であると強調し、地域の安全保障と安定の強化、主権と領土保全の保護、国益の保護、地域問題への政治的解決の促進に貢献するあらゆる努力への支持をあらためて表明した。

中東情勢は特集「イスラエル・米国とイランの衝突を巡る中東情勢関連情報」を参照。

(注)1962年にサウジアラビアの聖地メッカで設立された国際的なイスラム団体。

(林憲忠)

(中東、湾岸協力会議(GCC)、サウジアラビア、トルコ、パキスタン、バーレーン)

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