イラン外相がSCO外相会合に出席、経済協力拡大や開発銀行設立を提案
(イラン、キルギス、パキスタン)
ドバイ発
2026年07月29日
イランのアッバース・アラーグチー外相は7月23~24日、キルギスのチョルポン・アタで開催された上海協力機構(SCO)外相会合に出席した。
同会合には中国、ロシア、インド、パキスタン、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、ウズベキスタン、イラン、ベラルーシの外相らが出席し、9月初めに開催予定のSCO首脳会議に向けた議題の調整、地域の政治・安全保障情勢や共通課題への対応、首脳会議で採択予定の文書・協定案などについて協議した。アラーグチー外相は経済協力の拡大と共同インフラ整備をSCOの優先課題に位置付け、加盟国間の貿易・投資促進に向けてSCO開発銀行の設立を提案した〔7月25日付イスラーム共和国通信(IRNA)
、7月28日付IRNA
〕。
また、イランを軸とする南北・東西輸送回廊の整備は、加盟国間の輸送・エネルギーネットワークの連結強化に資するとの考えを示した。さらに農業、IT、再生可能エネルギー、観光分野での協力拡大にも期待を寄せた。さらに、SCOは集団安全保障、経済協力、ユーラシア地域の地政学的発展において重要な役割を担い、地域秩序を支える柱の1つになっているとの認識を示した。
このほか、アラーグチー外相は会合に合わせ、7月24日にパキスタンのムハンマド・イスハーク・ダール副首相兼外相と会談し、両国関係や地域情勢について意見交換した(7月24日付IRNA
)。
(ドバイ事務所)
(イラン、キルギス、パキスタン)
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