米アリゾナ州知事選の共和党予備選でトランプ氏支持の候補者が勝利
(米国)
調査部米州課
2026年07月23日
米国アリゾナ州で7月21日、11月の中間選挙の予備選挙が実施された。州知事選挙の共和党予備選挙では、ドナルド・トランプ大統領が支持するアンディ・ビッグス連邦下院議員が7割を超える得票率で、デビッド・シュウェイカート連邦下院議員を退け勝利した(NBCニュース、85.8%開票時)。
民主党は現職のケイティ・ホッブス知事に対立候補がいなかったので、民主党候補に決定した。ビッグス氏は現職ホッブス氏と本選で対戦する。
ビッグス氏は、2019~2022年に連邦下院の保守強硬派議員連盟「フリーダム・コーカス」の議長を務め、トランプ氏を強力に擁護することで全国的な知名度を高めた。一方、民主党はビッグス氏への攻撃を強めており、同氏を「アリゾナ州民のためではなく、トランプ氏を助けることに注力する過激派」として印象づけようとする(「AP通信」7月21日)。
共和党は、アリゾナ州でトランプ氏が2024年の大統領選挙で5ポイント差で勝利したことを受け、知事の座を奪還できるという強気な見方をしている。しかし、同州はここ数年で徐々に予測不能な状況へと変化しており、連邦上院議員の2議席(ルーベン・ガエゴ氏とマーク・ケリー氏、今回、いずれも改選なし)や州司法長官(クリス・メイズ氏)などは民主党が占めている(政治専門紙「ポリティコ」7月21日)。
連邦下院議員の共和党予備選では、トランプ氏が支持する現職のエリ・クレーン氏(第2区)、ホアン・シスコマニ氏(第6区)らは、対立候補がなく、本選に進む。同じくトランプ氏が支持するマーク・ラム氏(第5区、元保安官)も、6割近い得票率で勝利した(NBCニュース、86.8%開票時)。
(松岡智恵子)
(米国)
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