トランプ米大統領の共和党内評価が低下、世論調査
(米国、イラン)
調査部米州課
2026年07月31日
米国メディア大手CNNは7月30日、2026年11月の連邦議会の中間選挙などに関する世論調査結果(注1)を発表
した。「ドナルド・トランプ大統領が共和党に良い影響を与えた」と回答した割合は56%で、3月の調査時(69%)から大きく低下した。「悪い影響を与えた」とする割合は3月(15%)から27%に上昇した。
中間選挙を想定した問いでは、民主党候補者への投票を想定する割合は47%と、共和党候補者(39%)を8ポイント上回り、4月の調査時(45%、42%)の3ポイント差から広がった(注2)。
中間選挙での投票行動の理由についての問いでは、「トランプ氏への支持・反対と関係ない」とする割合が42%だった。一方で、「トランプ氏への反対の意思表明として」が40%で、「トランプ氏への支持の意思表明として」(18%)を大きく上回った。
民主党支持者で民主党内の「大幅な改革」が必要だとする割合は47%と約半数だった。「ある程度の改革」は39%、「完全な改革」は10%だった。一方、共和党支持者では、共和党内の「ある程度の改革」が必要だとする割合が過半(56%)を占め、「大幅な改革」(26%)、「完全な改革」(8%)が続いた。そのほか、「変革の必要がない」が民主党で4%、共和党で9%。
民主党支持者の投票意欲が共和党支持者より高い
コネチカット州のキニピアク大学が7月下旬に実施した世論調査
(注3)によれば、中間選挙を想定した問いでは、48%が「民主党が下院で多数派となることを望んでいる」と回答し、41%は共和党と回答した。このほか、「わからない・無回答」が11%。
過去の中間選挙と比較して、41%が「投票意欲が高まっている」と回答した。支持政党別では、「投票意欲が高まっている」と回答したのは、民主党支持者で57%、無党派層で49%だったが、共和党支持者では39%にとどまった。
なお、トランプ氏の支持率は32%(不支持率58%)と、同大の調査の中では過去最低の水準となった。
また、イランへの軍事介入への反対は60%で、支持は34%だった。これは3月初旬以降で、それぞれ過去最高、最低となった。イランへの米軍派遣については、反対が74%となり、支持は19%にとどまった。
軍事介入の今後の継続見通しについては、1年あるいはそれ以上が55%となり、数カ月が34%、数週間が4%、数日が1%だった(注4)。
(注1)実施時期は2026年7月23~27日。対象者は全米の成人1,225人。各党に関する設問の対象者は、民主党支持者555人、共和党支持者481人。
(注2)このほか、7月および4月調査ともに「どちらにも投票しない」が11%、「投票の予定はない」が3%。
(注3)実施時期は2026年7月23~27日。対象者は全米の登録有権者963人。
(注4)このほか、「わからない・回答しない」が軍事介入の支持有無で6%、米軍派遣の支持有無で7%、継続期間で7%。
(松岡智恵子)
(米国、イラン)
ビジネス短信 74bbf2f3f3247376





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