ダミエッタ港のLNG関連船舶にドローン攻撃による火災発生

(エジプト、米国)

カイロ発

2026年07月31日

エジプト首相府は7月30日の声明で、同国北部の地中海沿岸に位置するダミエッタ港で7月29日に発生した2隻の船舶火災について、関連当局による調査の結果、その原因がドローン攻撃だったことが判明したと発表した。なお声明発表時点で、今回の攻撃元は不明としている。

火災が発生した7月29日のエジプト石油・鉱物資源省の発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますによれば、今回の火災はダミエッタ港に停泊する液化天然ガス(LNG)の再ガス化船と貯蔵船において発生した。この火災は直ちに鎮火され死傷者はなく、カリム・バダウィ石油・鉱物資源相も現場に赴いて対応に当たったとしている。

エジプト首相府の発表に先んじて、ロイター通信など複数のエジプト国外メディアは7月29日、海上セキュリティー関連会社らの報告をもとに、ダミエッタ港で米国所有のLNG貯蔵船がドローンによって攻撃された可能性について報じている。

エジプト中央動員統計局(CAPMAS)によれば、2025年(暦年)のエジプトの輸入金額(1,037億5,300万ドル)のうち、鉱物性燃料および鉱物油等(HS27)は20.7%(214億5,700ドル)を占める。このうち、LNG(HS2711)については米国から58億2,400万ドル、イスラエルから19億3,000万ドルを輸入している。

中東情勢の関連情報は、イスラエル・米国とイランの衝突に関する中東情勢、各国の反応を参照。

(久保田夏帆)

(エジプト、米国)

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