中国中部地域4省、2026年上半期の経済指標を発表
(中国)
武漢発
2026年07月31日
中国の江西省政府は7月20日、2026年上半期(1~6月)の経済指標を発表した。これにより、中国中部地域4省(湖北省、湖南省、河南省、江西省)の2026年上半期の経済指標が出そろった。各省の実質域内総生産(GRP)成長率は、湖北省が前年同期比5.0%、河南省が5.0%、江西省が4.0%、湖南省が2.7%だった。湖北省、河南省が中国全体の実質GDP成長率(4.7%)を上回った(各省の詳細な経済指標は添付資料表参照)。
湖北省では、一定規模以上の企業(注)による工業生産増加額(付加価値ベース、以下同)が前年同期比8.9%増と好調だった。主要産業別にみると、コンピュータ・通信・電子機器製造業が63.8%増、鉄道・船舶・航空宇宙・その他輸送機器製造業が13.1%増、化学工業が11.8%増だった。ハイテク製造業は36.8%増で、一定規模以上の工業生産増加額全体の伸びに対する寄与率は78.2%だった。製品別でみると、コンピュータの生産量が31.2%増、集積回路(IC)が2.4倍、ディスクリート半導体が2.2倍、センサーが24.4%増だった。社会消費品小売総額は1.5%増の1兆3,274億2,600万元(約31兆8,582億2,400万円、1元=約24円)だった。
河南省では、一定規模以上の企業による工業生産増加額が前年同期比8.1%増だった。製品別にみると、リチウムイオン電池の生産量が89.5%増、産業用自動調節計器・制御システムが31.3%増、新エネルギー車(NEV)が28.5%増、スマートフォンが23.9%増と生産が大きく伸びた。固定資産投資は0.3%増、社会消費品小売総額は2.7%増の1兆4,578億1,500万元だった。
江西省では、一定規模以上の企業による工業生産増加額が前年同期比3.8%増だった。製品別では、3Dプリンターの生産量が90.8%増、産業用ロボットが32.4%増、光電子デバイスが16.5%増と、それぞれ高い伸びを示した。固定資産投資は2.8%減、社会消費品小売総額は2.9%増の6,271億9,000万元だった。
湖南省のGRP成長率は2.7%と、中部4省の中で最低となり、中国全体の成長率を2.0ポイント下回った。一定規模以上の企業による工業生産増加額は前年同期比2.6%増と4省で最も低い水準だったが、業種別にみると、食品製造業は13.3%増、石油・石炭およびその他燃料加工業は31.5%増と高い伸びを示した。
(注)年間の主な業務の売上高が2,000万元以上の工業企業。
(尹飛)
(中国)
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