アンゴラのルアンダ国際見本市、22カ国から2,348社が参加
(アンゴラ)
ナイロビ発
2026年07月31日
アンゴラを代表する総合見本市「ルアンダ国際見本市(FILDA2026)」が7月21~26日、イコロ・イ・ベンゴ州の経済特区(ZEE)展示場で開催された。第41回となる今回は、「地域で生産・革新し、世界で勝つ(Produzir e Inovar Localmente, Vencer Globalmente)」をテーマに掲げた。主催者によると、FILDAは同国最大の国際見本市で、22カ国から2,348社・団体が出展し、会期5日目までの来場者数は13万9,750人に上った。
中国、ポルトガル、トルコ、イタリア、ドイツ、ブラジルなどがナショナルパビリオンを設けて参加した。中国大使館によると、中国パビリオンには約30社が参加し、農産品加工、建材、家具、金属精錬などの分野で製品やサービスを展示した。ドイツはドイツ政府の発表によると10社が参加、ポルトガルは現地報道によると約30社が参加したという。
開会式では、ジョゼ・デ・リマ・マサノ経済調整担当国務相がジョアン・ロウレンソ大統領のメッセージを代読し、FILDAが民間部門の活力や経済多角化の進展を示す重要な場であると強調した。政府は石油依存度の低減を目指し、国家開発計画(PDN 2023-2027)では、農林水産業、製造業、鉱業、観光などを経済多角化の重点分野に位置付けている。
会場となったイコロ・イ・ベンゴ州の経済特区には、食品加工や鉄鋼・金属加工、建設・インフラ、プラスチック・工業製品、電機・ICT(情報通信技術)企業など2025年時点で89社が稼働しており、今後60社の新規進出が見込まれているという。2026年1月には、地場財閥オパイア(Opaia)グループが自動車組み立てメーカー、オパイア・モーターズ(Opaia Motors)を立ち上げ、同特区内で年間に乗用車・商用車2万2,000台、バス1,000台の生産能力を持つ組立工場を稼働させた。同社の発表によると、スウェーデンのボルボや中国の奇瑞汽車(チェリー)などと提携し、自動車サプライチェーンを構築していくとしている。FILDAにおいても「オパイア・モーターズ」ブランドの乗用車が展示され、来場者の関心を集めていた。
(左)FILDA会場の様子、(右)オパイア・モーターズブランドの電気自動車(ともにジェトロ撮影)
(佐藤丈治)
(アンゴラ)
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