SGホールディングス、地場エクスポランカ買収で物流事業網拡大

　佐川急便を中核とする持ち株会社のSGホールディングス（SGH）は、2014年5月、コロンボ証券取引所に上場する地場の大手物流企業エクスポランカの株式を公開買い付け（TOB）して発行済み株式総数の51％以上を取得、経営権を獲得した。買収額は約80億円で、スリランカで過去最大級のM＆Aとして現地メディアの関心を集めた。物流ハブで注目されるスリランカでのビジネス展開について、買収後のエクスポランカ・インターナショナルのジャパンデスク・シニアマネジャーの清本裕治氏、戦略・事業開発部門アシスタントマネジャーの馬場美奈氏にインタビューした（11月20日）。