シンガポールの⽊製家具の市場調査

2024年03月28日

最終更新日:

シンガポールの家具市場規模は、2023年は15.9億米ドル、一人当たり267米ドルである。市場の年平均成長率は 2023年から2028年にかけて、4.48%の成長が見込まれている。市場最大のセグメントはリビング用家具で、5.0 億米ドルの規模である。
過去5年間の輸入家具の種類別割合を見ると、⽊製の割合が最も高く、5 割程度で推移している。⽊製家具の国別輸入割合は隣国のマレーシアの割合が 39.9%と最も高く、2位の中国が 35.2%となっており、2カ国 で4分の3程度を占めている。次いでイタリア(8.7%)、インドネシア(3.7%)と続き、日本は16位で全体の0.3%を占めている。
日本の⽊製家具ブランドについては、日本で販売される際の価格帯は中間価格帯であるが、シンガポールに輸送することによって生じる諸経費などが販売価格に反映されるため、一部高価格帯に入る場合がある。そのため、欧米ブランドや北欧の高級ブランドと比較検討される立ち位置でもある。

主な図表:
図表2:住居形態別世帯月収の推移、図表7:⽊製家具の国別輸入割合 ほか
発行年月:
2024年03月
作成部署:
ジェトロ・シンガポール事務所
総ページ数:
37ページ

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