JAL、11月10日から成田発・上海行き直行便運航を再開

(中国、日本)

上海発

2022年11月14日

日本航空(JAL)が運航する東京(成田)発・上海(浦東)行きの直行便は、新型コロナウイルス(以下、新型コロナ)感染拡大の影響で便数が制限されてきたが、新型コロナに伴う制限の緩和に伴い(2022年11月1日記事参照)、11月10日から再開した。航空券の販売は11~12月分が11月7日、2023年1~3月分が11月10日からそれぞれ開始した。

浦東発・成田行き(JL876)の直行便は、新設便に伴う中国の便数規制を受けて、11月19日運航分から土曜日を欠航とし、木曜日と金曜日の運航を予定する。

JALは11月10日時点で、中国線では北京、上海、広州、大連、天津の5都市に就航している(添付資料表参照)。日本側の就航都市は、羽田発・広州行き(JL87便)を除いて、残りは全て成田空港に離着陸している。

中国国家発展改革委員会(発改委)などは10月25日、「『製造業を重点とする外資の投資増加、既存投資の安定、投資の質の向上促進に関する若干の政策措置』に関する通知」を発表した。通知では、新型コロナウイルス感染予防を確実に行った上で、多国籍企業などの経営層や技術者、その家族の出入境の利便性向上を進めるとしている。

(劉元森)

(中国、日本)

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