ダブルイレブン期間中の注文額、アリババ、京東ともに最高記録を更新

(中国)

中国北アジア課

2020年11月18日

毎年11月11日に開催される中国最大の電子商取引(EC)イベント「双十一」(ダブルイレブン)期間(11月1~11日)が幕を閉じ、EC大手プラットフォーム各社が結果を発表した。

ダブルイレブン期間中、アリババが運営する「天猫」の注文額は前年同期比26%増の4,982億元(約7兆4,730億円、1元=約15円)、EC大手の京東(JD)の注文額は32%増の2,715億元となり、2社とも過去最高記録を更新した。

アリババによれば、今回は過去最多となる25万以上のブランドがダブルイレブンに参加し、そのうち、海外から参加したブランドは3万1,766だった。また、注文額が1億元を超えたブランドは470以上となった。

網経社電子商務研究中心の莫岱青主任は「今年のダブルイレブンは新型コロナの下で実施されたものの、人々の消費意欲は高まっており、購買力に力強さがある」とコメントした(「人民日報海外版」11月18日)。

また、今回は、地方政府がECプラットフォームと連携して消費クーポンを発行するケースが見受けられた。上海市はダブルイレブン期間中に京東と協力して、市民向けに総額20億元の消費クーポンを発行すると発表した。同クーポンは、ノートパソコンやスマートフォンなどのIT製品を購入する際に使用できる。

新型コロナウイルスの影響で消費が伸び悩む中、インターネット小売りは好調だ。2020年第1~3四半期の実物商品のインターネット小売額は15.3%増の6兆6,000億元で、社会消費品小売総額に占める割合は24.3%と、前年同期より4.8ポイント上昇した(2020年11月10日記事参照)。

(方越)

(中国)

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