米国における電力インフラとITをめぐる動向(2016年6月)
2016年06月22日
最終更新日:
電力インフラは、安定した電力供給のために様々な取り組みが進められてきたが、効率的な電力の使用や多様化する電源の統合を目指してITの導入が加速している。これまで、消費者の需要に応じて電力を送る形であった電力インフラだが、インターネットやスマート機器の普及によって電力需要の細かい制御が可能となり、電力網の信頼性向上のためにビッグデータや人工知能が使われ始めている。一方で、重要インフラに対するサイバーセキュリティへの懸念も拡大しており、米国ではサイバーセキュリティの情報共有や産学官の連携が強化されている。
今号では、米国における電力インフラとITの取り組みについて紹介する。
- 発行年月:
- 2016年06月
- 作成部署:
- ジェトロ・ニューヨーク事務所