2012年度 米国食品安全強化法の解説(2012年10月)
最終更新日: 2012年10月25日
1.
2011年1月4日に成立した食品安全強化法(Food Safety Modernization Act)により、連邦食品医薬品局(FDA)の権限が多岐にわたって強化された。
同法の規定は、食品安全強化法で定められたそれぞれの規定のスケジュールに従って施行されることになっているが、現時点では、法律上の期限を過ぎてもいまだ公表されていない規則が多く、スケジュールも義務付け内容についても、多くが不明確なままである。
2.
しかし、2011年11年末ごろから、日本の食品関連施設に向けてFDAの検査通知が送付され始めるなど、日本の企業への影響は着実に生じている。特に、米国に輸入される食品の製造などを行う施設において、責任者が食品への危害を評価し、リスクに応じた予防的管理措置を計画し、実行することを義務付ける規定については、日本企業の事前の対応が不可欠である。
3.
本報告書は、「米国食品安全強化法の概要及び分析(2011年10月) 」の増補改訂版として、食品安全強化法の各規定を可能な限りわかりやすく解説しようとするものである。
第1編:食品安全強化法の概要
第2編:主要規定の解説
第3編:逐条解説
第4編:主要規定
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参考: 食品安全強化法に関する情報
発行年月:2012年10月
総ページ数:110ページ
記事番号:07001111