商務省、貿易交渉局など6局・機関を副大臣の所管に

タイのプームタム・ウェーチャヤチャイ副首相兼商務相（タイ貢献党）は9月20日、商務省令第684/2566号に署名し、ナピントーン・シーサッパーン商務副大臣（タイ誇り党）に次のとおり、職務の委任を行った。

ナピントーン副大臣はプームタム副首相に代わり、商務省内の事業開発局（DBD）、貿易交渉局（DTN）、知的財産局（DIP）、貿易政策・戦略事務局（TPSO）と、タイ国立宝石・宝飾研究所（GIT）、国際貿易開発研究所（ITD）の2機関の監督権限を付与された。同副大臣は国会での上記6局・機関に関連する議題への対応（国会での関連質問への答弁）や、プームタム商務相から追加で割り当てられるその他業務も担当する。

なお、プームタム副首相は商務省の国内商取引局（DIT）、国際貿易振興局（DITP）、外国貿易局（DFT）、公共倉庫機構（PWO）、タイ美術工芸振興研究所（SACIT）などを監督する。国内市場の必需品の価格ガイドライン開発などに注力する（9月22日付「バンコク・ポスト」紙）。

今回の職務の委任と役割分担について、プームタム副首相は、効果的かつ秩序ある商務省の運営のためとしている。

（北見創、シリンポーン・パックピンペット）