マハーラーシュトラ州、新型コロナ予防措置を再開

(インド)

ムンバイ発

2022年12月26日

インドのマハーラーシュトラ(MH)州政府は12月22日、州内での新型コロナウイルスのオミクロン変異株亜型BF.7の感染拡大を防止するため、予防措置の再開を決定した。

エクナット・シンデMH州首相は、グジャラート州とオディシャ州でこれまで流行していたオミクロン変異株に比べて伝染力が強い同株派生型BF.7による数人の感染例が発生したことを受けて、MH州人口の95%が2回のワクチン接種を完了しているので心配はないとした上で、他州に先駆けて予防措置を講じることを決定した(「タイムズ・オブ・インディア」紙12月23日)。

具体的には、同州に到着する国際線の乗客に対して、全体2%のRT-PCR検査をランダムに実施することとし(12月19日から開始済み)、また、特に子供や老人は混雑する場所は避け、1.5~3メートルのソーシャルディスタンスを確保し、マスク着用の徹底を促した。MH州政府は4月2日にマスク着用義務化を緩和して以来、約9カ月ぶりに予防策を発表したが、中央政府の予報措置が決まれば、さらなる措置も講じる考えだ。

全インド医師会(India Medical Association:IMA)は同日、中国をはじめ米国、日本、韓国、フランス、ブラジルなどのオミクロン株派生型の感染者数の急増を懸念し、インドで感染再拡大の予防策を急ぐよう、政府に対して勧告した(添付資料参照)。

(松永宗徳)

(インド)

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