長野県産食品の輸入停止を解除(ロシア)

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2011年6月21日 モスクワ事務所発

連邦消費者権利保護・福利監督局(ロスポトレブナドゾル)が長野県産の食品輸入の停止措置を解除していたことが明らかになった。

<長野以外の1都5県は引き続き輸入停止の対象>
ロスポトレブナドゾルの11年4月25日付通達第01/4819-1-23号によると、世界保健機関(WHO)国際食品安全機関ネットワーク(INFOSAN)、および在ロシア日本国大使館から提供された情報を基に分析をした結果、同局は3月23日から導入した長野県産の食品輸入停止措置を解除した。

4月20日付の同局発ジェトロ・モスクワ事務所宛文書の内容、および21日に行われた在ロシア日本国大使館との会合では、「長野県産も輸入停止の対象」と当局から回答があった( 2011年4月21日付記事 参照)。このため、同会合では、日本側は長野県産食品から基準値を超える放射線量が検出されたことはないことを示す関係資料を提出し、輸入停止の見直しを求めていた。

本文書は、見直し要求を受けて、オニシチェンコ長官名で出された通達と推測されるが、これまでロシア側から日本大使館、ジェトロに対して同通達に関する説明はなかった。

なお、通達によると、これまで輸入停止の対象となっている群馬県、福島県、千葉県、茨城県、栃木県、東京都の食品は引き続き輸入停止とされている。