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日本からのコンテナに対する放射線検査を緩和(オランダ)

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2011年6月6日 アムステルダム事務所発

オランダ食品衛生局(nVWA)は5月31日、6月1日以降日本からのコンテナに対する検査を緩和すると発表した。nVWAは震災以降、日本からのすべてのコンテナに対して、オランダの港への入港前および陸揚げ時の放射線検査を行ってきた。しかし、現在までに放射性物質が検出されたコンテナの数が少ないことから、緩和を決定した。緩和措置により、オランダの港への入港前の検査がなくなるとともに、埠頭に陸揚げされる際のコンテナの検査も全数検査からサンプル検査に変更される。税関での放射線検査およびnVWAによる食品などの貨物に対するサンプル調査は引き続き行われる。

日本からオランダの港に5月31日までに到着したコンテナのうち、38コンテナから放射性物質が検出された。うち12のコンテナについては、基準値の1平方センチメートル当たり4べクレルを超えた値が検出されたため、港にいったん留め置かれた。しかし、これらのコンテナも、洗浄された後、再度検査の結果基準値を下回ることが確認され、1つのコンテナを除き、既に港から搬出されている。港に留め置かれたコンテナの大半は、コンテナ外部に放射性物質が付着していたが、1つのコンテナについてのみ、積まれている貨物から放射性物質が検出された。このコンテナは所有者により日本に送り返す、保管または廃棄のいずれかの措置が行われる。

日本からの航空貨物に対する放射線検査も震災後行われていた。しかし放射性物質が検出された貨物がなかったことから、6月1日以降航空貨物に対する検査は行われないこととなった。