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兵庫と静岡の県生鮮食品の輸入停止措置を即日解除(シンガポール)

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2011年5月18日 シンガポール事務所発

農食品・獣医庁(AVA)は5月16日夜、兵庫と静岡の両県産の野菜・果物の輸入停止措置を解除すると発表した。これにより、生鮮食品の輸入禁止は8都県となった。

<生鮮食品の輸入停止措置の対象は8都県に>
AVAは、3月31日に輸出書類で静岡県産と記された小松菜から輸入後のサンプル検査で放射性物質が検出されたことを受け、同県産の果物と野菜の輸入を即日停止した。また、4月4日には同様に輸出書類に兵庫県産と記されたキャベツから放射性物質が検出されたことを受けて、同県産の果物と野菜の輸入を即日停止していた。しかし、その後日本での調査の結果、放射性物質が検出された小松菜とキャベツがそれぞれ、埼玉県産と茨城県産だったことが判明。さらに、農林水産省と県当局が静岡と兵庫両県の野菜のサンプル検査を行った結果、放射能物質は検出されなかった。これを受け、AVAは5月16日、静岡と兵庫県産の野菜と果物に対する輸入停止措置を即日解除した。

5月18日時点で、生鮮食品の輸入禁止措置の対象は8都県。輸入禁止の対象となっている県と具体的な対象品目は以下の通り

  1. 福島、茨城、栃木、群馬4県:牛乳・乳製品、水産品、肉、果物、野菜
  2. 千葉、神奈川、埼玉3 県と東京都:果物と野菜

AVAは3月25日から、日本から輸入した全ての果物、野菜、水産品、肉、牛乳・乳製品について一時保留しての検査を義務付けている。また、AVAは4月29日から、輸入停止措置の対象となっている都県産を除く生鮮食品(牛乳・乳製品、肉、水産品、海草、果実、野菜(加工品含む))に、原産地証明書の添付を義務付けた( 4月25日付記事 参照)。AVAは、同規制の円滑化に向け、日本側と今後も協力すると表明。さらに、「日本産食品の安全性を確保するために、引き続き監視を続ける」方針を示した。