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日本からの貨物、検査不合格実績はなし(エジプト)

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2011年5月10日 カイロ事務所発

エジプトでは2011年3月31日付けで、首相令11年458号「特定品への放射線検査の実施について」が発表された( 2011年4月11日付記事 参照)が、その後の状況は以下の通り。

1.放射線検査実施状況について

輸入停止品を除く日本からの貨物の放射線検査につき、ジェトロが担当機関である原子力エネルギー庁に進捗を確認した。首相令11年458号(特定品への放射線検査の実施について)発令後、40日余りが経過しているが、検査の結果拒否された日本からの貨物はないという。また、日本からの貨物は検査後、これまで同様通関できているという。なお、表面検査の対象品は、複数面を測定し、放射線量の平均値を出している模様。(回答日:2011年5月3日)

2.中国、香港、台湾、韓国、北朝鮮からの食品検査基準について

同令は日本の隣国・地域である中国、香港、台湾、韓国、北朝鮮からの食品等も放射線検査の対象としているが、対象品目はHSコードなどで記されておらず、対象期間、検査基準も明記されていなかった。ジェトロが確認したところ、同首相令にて放射線検査が定められている上記国からの対象品のうち、食品関連の検査は、原子力エネルギー庁傘下である国立放射線調査・技術センターが担当しているとのこと。同センター理事長によると、同対象国からの食品検査基準値は牛乳:370ベクレル/kg、食品:600ベクレル/kg以下。同センターでは、エジプト国内の空港・港に到着した当該貨物から送られてくるサンプルを同センター内の研究所で検査し、基準値内であれば証明書を発行している(ヒアリング日:2011年5月10日)