ASEAN主要国におけるハラール認証制度比較調査 ―マレーシア、インドネシア、シンガポール、タイにおける制度比較―
2024年03月29日
最終更新日:
現在19億人いる世界のムスリム人口は、2030年には22億人に到達し、世界人口における4人に1人を占めると推計されている。人口の増加に伴いムスリムマーケットも拡大を続け、当該市場を対象としたハラール製品・サービスに関してもますます関心が高まっている。
マレーシアは、10年間の国家開発計画「シェアードプロスペリティビジョン2030」で掲げる15の重点経済成長分野の1つに、イスラム経済ハブ・ハラールハブを掲げており、ハラール認証取得に向けた環境が整備されている。
本調査では、マレーシアとインドネシア、そして両国に地理的にも経済的にも近く、同じく国を挙げてハラール産業を支援しているシンガポールとタイについても、認証取得に必要な手続き、取得難易度や費用面などの基本情報から各機関の相互認証状況まで、ハラール認証に関する基礎情報を比較してとりまとめた。ハラール認証の取得を目指す日本企業、関係者の方々の参考となれば幸いである。
- 発行年月:
- 2024年03月
- 作成部署:
- ジェトロ・デジタルマーケティング部デジタルマーケティング課、ジェトロ・クアラルンプール事務所
- 総ページ数:
- 66ページ