日本から派遣される従業員に適用される社会保険規定

2007年に発効した日仏社会保障協定により、日本からフランスに派遣される駐在員は一定の条件のもとに、フランスの社会保険への加入が免除される。雇用主側から考えるとフランスの高い社会保険料の支払いが免除され、従業員側からすると年金制度の二重加入がなくなった。フランスへの駐在員派遣前に雇用主としてやるべきこと、派遣後の給与明細作成など、出向形態および滞在許可証の種類別に詳しく説明する。