アルジェリアの主要輸入規制（2024年8月）

北アフリカに位置するアルジェリアは2022年アフリカで4番目のGDPを記録し、アフリカ最大の消費市場の1つである。一方で、国内の製造業や農業部門の成長は十分でなく、食料品などを輸入に依存しており、アフリカ第5位の輸入国となっている。そんなアルジェリアはWTO非加盟（1987年から加盟作業中）であるため、各種輸入規制を自由に設定することができる。近年、国内産業保護や貿易赤字解消を目的に高関税率や諸税の適用により関税障壁に相当する貿易保護措置を導入し、併せて許可取得や書類提出を義務付け、非関税障壁を作り上げた。本レポートではアルジェリアの経済状況を説明した後、主な輸入規制や税制を紹介する。

レポートをご覧いただいた後、アンケート（所要時間：約1分）にご協力ください。