2021年度 中東投資関連コスト比較調査(2022年3月)
2022年03月08日
最終更新日:
本調査は、中東の5カ国5都市の賃金、地価・事務所賃料、公共料金、輸送および税制などの投資関連コストを、2021年10~12月にかけて現地ジェトロ事務所が収集し、とりまとめたものである。各調査対象国の現地通貨は、2021年11月1日付の銀行間レート等でドル換算されている。
中東各国の投資コストは国ごとに異なるが、2021年は特に新型コロナの影響による世界的な物流やサプライチェーンの混乱を受けて、輸送コストが前年から大きく上昇した。40フィートコンテナの日本からの輸入にかかる費用を見ると、サウジアラビアでは昨年比で約10倍(ダンマン港ルート)、アラブ首長国連邦(UAE)やイランでも約4倍までコストが値上がっている。他方で、賃金水準については、昨年度と比べて大きな変動はみられなかった。多くの専門技術者を擁するイスラエルが最も高く、制裁問題が継続したイランはその10分の1以下の水準となっている。
本レポートに掲載したデータに基づき、各国の投資環境を把握頂き、今後の現地進出や事業展開等の参考にしていただければ幸いである。
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- シリーズ名:
- 投資関連コスト比較調査
- 発行年月:
- 2022年03月
- 作成部署:
- ジェトロ調査部中東アフリカ課、ジェトロ・ドバイ事務所、ジェトロ・テルアビブ事務所、ジェトロ・テヘラン事務所、ジェトロ・リヤド事務所、ジェトロ・イスタンブール事務所
- 総ページ数:
- 23ページ