2020年度日本企業の海外事業展開に関するアンケート調査(2021年2月)

2021年02月26日

最終更新日:

ジェトロでは2020年10月末~12月初にかけて、ジェトロのサービス利用企業(=海外ビジネスに関心の高い日本企業)を対象にアンケート調査を実施、2,722社から回答を得た。アンケートでは、貿易・海外進出への取り組み、グローバルリスクと中国ビジネスの取り組み、海外ビジネスの見直し、デジタル関連技術の活用、課題等について尋ねた。調査結果のポイントおよび概要は次のとおり。

  • 新型コロナは6割超の日本企業の海外ビジネスにとって深刻なダメージ。売上高の減少幅は平均で約4割。
  • 通商政策上の最大の懸念事項は米中摩擦に伴う輸出管理規制。米中摩擦による影響は関税措置にとどまらず、安全保障分野にも。
  • 日本企業の既存海外拠点の事業拡大意欲は過去最低を記録。一方、新規の海外進出意欲は衰えず。
  • 海外事業戦略や組織体制を見直す企業は約7割。越境ECの活用率は、4年間で約15%ポイント上昇。とりわけ中小企業において、ECを活用した海外販路拡大の意欲が旺盛。

レポートをご覧いただいた後、アンケート新しいウィンドウで開きます(所要時間:約1分)にご協力ください。

発行年月:
2021年02月
作成部署:
ジェトロ調査部国際経済課
総ページ数:
69ページ

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