関西企業の海外事業展開に関する傾向(2014年度上半期)(2014年10月)

最終更新日: 2014年10月31日

本レポートは2014年度上半期(14年4〜9月)に関西でジェトロが受けた貿易投資相談の分析と、関西企業のアジアへの進出動向をまとめたものである。概要は下記の通り。

1.輸出ビジネスへの関心が高まる:2014年度上半期(14年4〜9月)の関西におけるジェトロへの貿易投資相談の件数は、2013年度下半期(13年10月〜14年3月)に比べて36.2%増加し、3,150件となった。相談内容は、「日本からの輸出」に関する相談の割合が前期に比べて4.9ポイント増加し、52.8%を占めており、輸出ビジネスへの関心が高まっている。関西の中小企業が重視する「中国、米国、ベトナム、インドネシア、タイ」の5カ国についての問合せが多かった。

2.関西本社企業のアジア進出案件は減少:関西企業のアジア進出をまとめたところ、2014年度上半期の進出発表件数は38件と、前期に比べて約4割減となった。進出先としては、ASEANはタイ、インドネシア、ベトナムを中心に24件と多いが、中国は6件と6割減少した。

発行年月:2014年10月

作成部署:ジェトロ大阪本部

総ページ数:19ページ

記事番号:07001878

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