環境ビジネス関連中小企業のグローバル展開に関する調査 II(2012年3月)

最終更新日: 2012年03月30日

2010年度に引き続き、海外で事業展開している日本国内の環境ビジネス関連中小企業が、海外事業を決意した理由および海外事業で成功した理由を明らかにすることを目的に、1.海外進出の動機、2.現地パートナーの発掘方法、3.マーケティングの4Pの工夫(*4P=product(製品)、price(価格)、place(流通)、promotion(宣伝))、4.海外展開にあたり克服した課題・困難、5.今後の課題について、インタビュー調査を実施した。円高の長期化と将来の市場縮小を見込んで、独自技術・経営戦略を持って、安定成長を目指して海外市場に挑む傾向は各社に共通していた。海外進出にあたっては、パートナー企業との信頼関係の構築が重要なポイントとなっている。日本語と現地語に精通した社員の存在も大きい。様々な業種で環境(水、省エネ、景観等)分野のビジネスチャンスがあることもわかった。本調査が今後、海外進出を図る環境ビジネスに関る中小企業のヒントとなれば幸いである。

発行年月:2012年3月
作成部署:海外調査部
総ページ数:57ページ

記事番号:07000974

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