環境ビジネス関連中小企業のグローバル展開に関する調査(2011年3月)

最終更新日: 2011年03月31日

本調査では、海外で事業展開している日本国内の環境ビジネス関連中小企業が、「なぜ、海外での事業を決意したのか、また、なぜ、海外での事業に成功したのか」を明らかにすることを目的に、1.海外進出の動機、2.現地バートナーの発掘方法、3.マーケティングの4Pの工夫(*4P=product(製品)、price(価格)、place(流通)、promotion(宣伝))、4.海外展開にあたり克服した課題・困難、5.今後の課題について、インタビュー調査を実施し、その結果をまとめた。各企業の共通点は、独自の技術あるいは経営戦略を持っていることが挙げられる。今後の国内市場の縮小や新興市場の発展を念頭に、長期的な安定成長のために、海外での市場開拓は必須という強い認識が、海外進出の動機になっている。海外進出の際には、パートナー企業との信頼関係構築がポイントであることもわかった。また、今回の調査全体を通して、環境関連のさまざまな分野(水、省エネ、リサイクル等)で海外のニッチ市場が存在し、ビジネスチャンスがあることがわかった。本調査が今後、海外進出を図る中小企業のヒントとなれば幸いである。

発行年月:2011年3月
作成部署:海外調査部グローバル・マーケティング課
総ページ数:81ページ

記事番号:07000598

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