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オーストラリアにおける食品・農産物の安全性確保に対する取り組み(2010年3月)

最終更新日: 2010年05月25日

本報告書では、オーストラリア(以下豪州)の関係機関・組織がどのように食品の安全対策にかかわっているのかその全体像を概観した。豪州とニュージーランドにおいて食品安全基準は共通である。両国は、食品の安全性確保に関して豪州・ニュージーランド食品安全局という組織を設立し、共通の食品安全基準である“豪州・ニュージーランド食品安全基準”を設けている。この組織の最高意思決定機関は、豪州・ニュージーランド食品規制閣僚会議であり、その構成メンバーは、豪州連邦政府と豪州の各州・準州、ニュージーランド政府の保健および関連所轄大臣である。食品安全基準に関する基本方針が、両国において共通に適用されることを可能にする背景には、両国の歴史と文化的背景が似ているうえ、両国の間で豪州・ニュージーランド経済緊密化協定という自由貿易協定が結ばれており、経済もほぼ一体化し、人も物も自由に両国間を移動できる体制になっているという事情がある。本食品安全基準は、表示義務、食品添加物、残留農薬、遺伝子組換食品、微生物および食品加工、食品規格、食品製造安全規格・基準、農・畜産・水産業の生産者に対する安全規格・基準を定めている。豪州・ニュージーランド食品安全局の役割は、豪州およびニュージーランド国民の健康維持に利する食品供給のための安全基準を策定することにより、農水産業の生産者および製造業者を支援することにある。しかし同局は、基準は作るがこの基準を遵守するよう取り締まることは行っていない。基準を遵守させるための実際の取締は、各州・準州政府の管轄となっている。


発行年月:2010年3月
作成部署:農林水産部
総ページ数:41ページ

記事番号:07000279

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