サブサハラ・アフリカ主要国の消費市場(2010年3月)
最終更新日: 2010年03月31日
サブサハラ・アフリカ(以下、アフリカ)が、「消費市場」としての注目を集めている。長年、停滞を続けていたアフリカ経済は、近年、年間5%を上回る成長を遂げてきた。この経済成長は、資源価格の上昇だけによるものではない。「貧困」のイメージが先行してしまいがちなアフリカだが、実は内需が堅調に拡大しているのだ。8億人といわれる人口は今後も増大が見込まれ、消費市場としての将来性が魅力だ。特に、中間層や低所得層の購買力が認知され、「アフリカ」と一口では捉えられないほど対象となる顧客の幅が広がっている。低価格化や効率化、地元に根付いた地道なマーケティング調査や営業活動、情報通信技術を活用したシステム構築など、さまざまな企業努力が実を結び、既に多くの企業がアフリカ市場で成功をおさめてきている。本レポートでは、アフリカ主要国の消費動向を概観し、先行企業の戦略事例を紹介する。
主な図表:家計最終消費支出の推移、雇用者数の推移、主要品目の相手国別輸入額推移、年齢別人口構成、個人消費支出構造、自動車市場関連統計
発行年月:2010年3月
作成部署:海外調査部 中東アフリカ課
ページ数:要旨 1ページ、本文203ページ、資料編34ページ
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記事番号:07000211