上昇し続ける英国住宅市場(2003年1月)
最終更新日: 2003年01月01日
英国では、90年代前半に不動産価格が暴落したが、96年から住宅価格が上昇し続け、過去10年間で平均価格は75%も上がった。2002年11月現在の平均住宅価格は12万ポンド(約2,300万円)で、BBCニュースによると、住宅不足が解消されない限り、今後も上昇を続け、2020年には30万ポンドに達するという。
バブル期の日本や、73〜89年の英国の住宅市場のバブル期を思い起こさせる。いずれもバブル後には、価格の崩壊があった。今回の住宅価格の上昇も近く下落するのではないかといわれて久しいが、未だ先のみえない状況である。その背景は何か、英国住宅市場の近年の動きと今後の見通しについて報告する。
シリーズ名:ユーロトレンド
発行年月:2003年1月
作成部署:海外調査部欧州課
総ページ数:5ページ
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記事番号:07000462