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HACCP(ハサップ)とは:日本

質問 HACCP(ハサップ)について教えてください。

回答

HACCPとは、Hazard Analysis Critical Control Pointの略称で危害分析重要管理点のことです。食品の製造・加工工程のあらゆる段階で発生するおそれのある微生物汚染等の危害をあらかじめ分析し、その結果に基づいて製造工程のどの段階でどのような対策を講じればより安全な製品を得ることができるかという重要管理点を定め、これを連続的に監視することにより製品の安全を確保する衛生管理の手法です。

I. HACCP支援法(食品の製造過程の管理の高度化に関する臨時措置法)

HACCPは1960年代に米国で宇宙食の安全性を確保する目的で開発された食品衛生管理手法です。この手法は、国連食糧農業機関(FAO)と世界保健機関(WHO)の合同機関である食品規格 (コーデックス) 委員会から発表され、各国にその採用が推奨されています。日本でも1995年に食品衛生法の一部を改正し、1996年5月に「改正総合衛生管理製造過程の承認制度(HACCP法)」として施行されました。1998年には食品会社のHACCPの導入を資金面から援助するため、厚生労働省と農林水産省が共同で「HACCP支援法」を制定しました。支援法は5年間の時限法として制定されましたが、食の安全に対する関心の高まりを受け、2013年12月から2023年12月までの10年間延長されています。

II. HACCP認定手続き

米国、EU等に水産食品を輸出する場合、HACCP認定施設で加工することが義務付けられています(主要国におけるHACCP義務化の状況外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます

食肉製品についてもHACCP認定施設での加工を義務化する国が増えています。

  1. 水産加工施設
    1. 米国向け

      米国向けに水産物を輸出するには、「対米輸出水産食品の取扱について」等に基づき、水産加工施設の認定の手続きが必要となります。厚生労働省や第三者認定機関(一般社団法人 大日本水産会)が認定した水産加工施設で加工した水産物を米国に輸出することができます。

      対米輸出水産食品外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます

    2. EU向け

      EU向けに水産物を輸出するには厚生労働省(保健所等)に加えて、水産庁も認定を行っています。

      対EU輸出水産食品外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます

  2. 畜産品

    畜産品についても屠畜および食鳥処理施設のHACCP認定が義務付けられる国が増えているため、日本での家畜の生産段階における飼料衛生管理の向上についてHACCPの管理方法が推進されています。

    家畜の生産段階における飼養衛生管理の向上について(農場HACCP等)外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます

    輸出食肉認定制度外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます

関係機関

厚生労働省外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます
農林水産省外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます
水産庁外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます

参考資料・情報

(一財)食品産業センター:HACCP関連情報データベース外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます
HACCP指定認定機関外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます

調査時点:2013/11
最終更新:2017/11

記事番号: M-100417

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