食品の栄養成分・熱量表示:日本

輸入食品の販売に際して、必要な熱量(カロリー)表示を教えてください。

1. 栄養表示基準
食品の栄養成分・カロリー表示方法は健康増進法(第31条2項1号)に基づく「栄養表示基準」を遵守する必要があります。現在のところ栄養表示は「任意表示」規制にとどまり、食品衛生法やJAS法に定める品質表示基準、アレルギー物質、遺伝子組換え原材料のような義務表示ではありません。

しかし、近年の食品安全および健康志向の高まり、国際的な動向を受け、消費者庁は栄養成分表示の義務化を検討しています、具体的には、「食品表示法」の施行(2015年6月)後、5年以内の栄養成分表示の義務化を目指しています。食品表示法については下記を参照ください。

例えば、消費者庁は、食品事業者が任意でトランス脂肪酸の含有量を表示する際の指針をまとめ、食品事業者に表示を推奨しています。トランス脂肪酸とは、マーガリンやショートニングなどの加工油脂や、これらを原料とする食品および牛肉などに含まれる脂肪酸の一種です。動脈硬化など心臓疾患のリスクを高めるとの報告があるため、一部の国では表示を義務付けています。

2. 食品表示法
現在の食品表示は、以下3つの法律で定められていますが、2013年6月28日に「食品表示法」が公布され2年以内に施行される予定です。
A. 食品衛生法
添加物やアレルギーなど安全性に関する表示
B. 農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律(JAS法)
原材料や内容量など品質についての表示
C. 健康増進法
エネルギーや炭水化物など健康に影響する栄養成分表示

「食品表示法」の詳細については文末の関係機関、消費者庁「食品表示一元化情報」を参照ください。



関係機関
消費者庁 食品表示課

参考資料・情報
消費者庁:
栄養成分表示基準制度
食品表示
食品表示をめぐる主要論点:平成23年1月



調査時点:2013/11

記事番号: M-100415

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