扇子・うちわの輸入手続き:日本

扇子・うちわの輸入手続きについて教えてください。

I. 関税分類番号(HSコード)
竹製(HS4602.11.100)
とう製(HS4602.12)
その他の植物性材料製(HS4602.90)
羽毛付き(HS6701.00)
その他プラスチック製(HS3924.90.090)
紙製印刷物広告用商業用(HS4911)
HSコードは主な材料によって異なるため、詳細はあらかじめ税関相談官室に確認することをお勧めします(事前教示制度の活用)。


関税暫定措置法により、中国産の扇子・うちわのうちHS4602に該当するものは、2014年3月31日まで特恵関税の適用除外です。


II.輸入時の規制
ワシントン条約の確認を要するような特殊な材料でない限り、特段の輸入規制はありません。ただし、知的財産権侵害(キャラクター、有名ブランドデザイン・図柄・ロゴなどの無断利用)の可能性のある物品には注意してください。

1. ワシントン条約/輸入貿易管理令ほか
ワシントン条約が規制している野生動植物から成る加工品については、以下の確認が必要です。

  1. 輸入禁止でないこと
  2. 同条約付属書の分類に基づく、輸出国政府機関発行の輸出許可書・原産地証明書などの要否
  3. 経済産業省による輸入承認の要否


例えば、扇子・うちわの材料にローズウッドやマホガニーなどを含む場合、また、ダチョウ・ワシ・タカ・キジ・ツル、その他の珍鳥類の羽毛が使用されている場合は、同附属書(I〜III)のレベルに応じて所定の手続きが必要です。
詳細は、ジェトロ貿易・投資相談Q&A「 ワシントン条約に基づく輸出入規制 」を参照ください。
種目によっては「鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律(鳥獣保護法)」ほかの適用も考えられます。


2. 知的財産権侵害物品(関税法)
原産地の虚偽または誤認表示がある製品、および偽キャラクターや偽ブランド商品など知的財産侵害物品の輸入は禁止されています。輸入者が偽物と知らなかった場合であっても侵害物品は輸入が差止められます。侵害物品と認定された場合、原則として税関で没収・廃棄処分となります。また、場合によっては「10年以下の懲役」、または「1,000万円以下の罰金」、あるいはその両方が科せられることもあります。


III. 販売時の規制
1. 不当景品類及び不当表示防止法(景品表示法)
同法に基づき、過大な景品付き販売や、消費者に誤認されるおそれのある誇大・虚偽表示などは禁じられています。


関係機関
税関:
輸出入通関手続や税番・税率等に関するお問い合わせ
知的財産侵害物品の取締り
2002 知的財産侵害物品の輸入規制(カスタムスアンサー)
1506 特恵関税の卒業及び適用除外措置について(カスタムスアンサー)
経済産業省:
ワシントン条約(CITES)


調査時点:2013/11

記事番号: M-010942

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