はしごの輸入手続き:日本

アルミニウム製はしごの輸入手続きについて教えてください。

I. 関税分類番号(HSコード)
アルミ製はしご(HS7616.99)


II. 輸入時の規制
輸入時の法規制はありません。ただし、避難用に設置されるものは、国内販売にあたって消防法の規制を受ける場合があります。


I. 販売時の規制
1. 消防法
劇場、百貨店、ホテル、病院等の不特定多数の人が出入りする施設や建物に設置が義務付けられている「金属製避難はしご」は同法令に基づく検定対象品目です(同法施行令別表第1「特定防火対象物」)。消防用避難設備規則に定める形状、構造、材質、性能等について型式承認され個別検定に合格した表示ラベルを付けなければ販売(または工事に使用)することは禁止されています。型式承認のための試験、個別検定は日本消防検定協会が行っています。

2. 消費生活用製品安全法
a. 国による消費生活用製品の安全規則(PSCマーク制度)
消費者の生命・身体に対して特に危害を及ぼすおそれが多い製品については、国の定めた技術上の基準に適合した旨のPSCマークを貼付しないと販売できません。
規制対象品目の中には、自己確認が義務づけられている特定製品とその中でさらに第三者機関の検査が義務付けられている特別特定製品があります。
b. 製品事故情報報告・公表制度
製品の製造・輸入事業者は、その製品に重大製品事故が発生した場合、事故発生を知った日から10日以内に国に報告しなければなりません。国は重大な危害の発生及び拡大を防止するため必要と認められるときは、その概要を公表します。
製造物責任法(PL法)への対応も別途必要です。
c. 長期使用製品安全点検・表示制度
特定保守製品*の製造・輸入事業者は製品に、設計標準使用期間(安全上支障がなく使用することができる標準的な期間)、点検期間、問合せ連絡先等を表示します。特定保守製品の所有者には、製造・輸入事業者に対して所有者情報(情報に変更があった場合は変更情報)を提供することと、事故が生じた場合に他人に危害を及ぼすおそれがあることに留意して、点検等の保守を行うことが求められています。
*特定保守製品:屋内式ガス瞬間湯沸器(都市ガス用、LPガス用)、屋内式ガスふろがま(都市ガス用、LPガス用)、石油給湯機、石油ふろがま、密閉燃焼式石油温風暖房機、ビルトイン式電気食器洗機、浴室用電気乾燥機

3. SGマーク(Safe Goodsマーク)制度(任意)
消費生活用製品安全法に基づいて設立された一般財団法人製品安全協会が認定するSGマークは、安全な製品としての必要基準を定め、この基準に適合していると認められた製品に付けられる任意マークです。

4. その他の国内関連法
a. 工業標準化法(JIS規格)
アルミニウム合金製脚立およびはしご(JISS1121)ほか、船舶用、工場や機械プラント等に取り付ける各種はしごにはJIS規格があります。


b. その他、景品表示法(消費者に誤認されるおそれがあるなどの不当表示や過大な景品付き販売の禁止)、製造物責任法(PL)などへの対応を考慮する必要があります。


関係機関
日本消防検定協会(避難設備検定)
財団法人 製品安全協会(SGマーク)
日本工業標準調査会(JIS規格)
消費者庁


調査時点:2013/09

記事番号: M-010553

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