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中古車の現地輸入規則および留意点:ドミニカ共和国向け輸出

ドミニカ共和国における中古車輸入の規則について教えてください。

I. ドミニカ共和国における輸入規制
右ハンドル車および車齢6年以上の乗用車(HS8702、8703、8704.21、8704.31)、ならびに車齢16年以上で重量が5トンを越えるトラックは輸入禁止です(大統領令No.671-02)。 車両排気ガス規制は以下のとおりです(環境天然資源省令2003年6月決議10-2003)。

1. ディーゼルエンジン車の許容基準

製造年 排気ガス
2000年以前 不透明度80%
2001年以降 不透明度70%

2. ガソリンエンジン車の許容基準

製造年 CO CO2 炭化水素
1980年以前 6% 8% 1200ppm
1981-1999年 4.5% 10.5% 600ppm
2000年以降 0.5% 12% 125ppm

II. 輸出手続き
1. 輸出者として用意しなければならない書類
「中古車輸出の際の必要書類と手続き:日本」を参照ください。

2. 輸出者として行わなければならない検査
船積み前検査等、日本における事前検査は要求されていません。

Ⅲ. 関税・その他諸税
1. 関税
CIF価格に課税されます。関税率は以下のとおりです。

A. 乗用車、ステーションワゴン、レーシングカー

  1. ガソリンエンジン車:20% (ただし、救急車、霊柩車は8%)
  2. ディーゼルエンジン車:20%

B. トラック、ダンプカー

  1. ガソリンエンジン車
    積載量5トン以下:20% (ただし、タンクローリー、冷凍車、清掃車等は8%)
    積載量5トン超:8%
  2. ディーゼルエンジン車
    積載量5トン以下:20%(ただし、タンクローリー、冷凍車、清掃車等は8%)
    積載量5トン超 :8% (ただし、20トン超のタンクローリー、冷凍車、清掃車等は無税)

2. 工業製品サービス移転税(ITBIS)
18% (CIF価額 + 関税)に課税されます。

3. 二酸化炭素排出量課税
ドミニカ共和国での車両登録時に1キログラムあたりの二酸化炭素の排出量を基準にCIF価額ベースで課税されます(租税法253-12)。

  1. 120g未満/kg:無税
  2. 120g以上220g未満/kg:1%
  3. 220g以上380g未満/kg:2%
  4. 380g以上/kg:3%

ただし、16人乗り以上の車両(HS8702.90.81、8702.90.82、8702.90.90)、トラック(HS8704.22.90および8704.23.90)、レシプロエンジン車両(HS8704.31.90、8704.32.90、8704.90.00)については排出量課税はありません。

4. 車両登録費

  1. 従価税
    輸入車の初回車両登録時、CIF価額の17%を支払う必要があります。
  2. 重量税
    輸入年を含めて車齢5年以内の車両ナンバー登録費は1,200DOP(ドミニカ共和国ペソ)です。車齢6年以上の車両は輸入禁止ですが、既に輸入された車両のうち6年以上のものをナンバー登録する場合は2,200DOPを支払います。

なお、関税およびその他の租税公課は変更される場合がありますので、世界各国の関税率が検索可能な「World Tariff」やドミニカ共和国政府当局のウェブサイト等で最新情報を確認ください。

関係機関:
ドミニカ共和国税関(関税率検索サイト)
関税率表

参考資料・情報
ジェトロ:
中古車輸出の際の必要書類と手続き:日本
世界各国の関税率「World Tariff」
租税法
環境天然資源省令(2003年6月決議10-2003)
米国・中米間自由貿易協定(DR-CAFTA)

調査時点:2016/08

記事番号: J-060301

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