為替管理制度

最終更新日:2024年11月28日

管轄官庁/中央銀行

サウジアラビア通貨庁(Saudi Arabian Monetary Authority:SAMA)

サウジアラビア中央銀行(Saudi Central Bank:SAMA外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます

Address:King Saud Bin Abdulaziz Street
P.O. Box 2992, Riyadh 11169, Saudi Arabia
Tel:+966-11-463-3000

ザカート・税・税関庁(Zakat, Tax and Customs Authority外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます

Address:Prince Abdulrahman Bin Abdulaziz St
Riyadh 12628
Tel:+966-11-204-8998(海外から)
Tel:19993(Local Call)
E-mail:info@zatca.gov.sa

為替相場管理

米ドルペッグ制(1ドル当たり3.75リヤル)

米ドルに対する通貨リヤルの為替レートは、SAMAによって決定される。
1986年に、1ドル当たり3.75リヤル(SR)に為替レートが固定されて以来、同レートが維持されている(ヘッジファンドによる投機などにより、為替レートが変化して、ペッグ制が危機に数回さらされたことがある)。

貿易取引

規制なし。

貿易外取引

税関申告を行う。

サウジアラビアへの出入国の際に、6万リヤル以上またはそれに相当する外貨を保持している海外からの旅行者はザカート・税・税関庁(ZATCA)に税関申告する必要がある。

資本取引

資本取引(株式取得)に際しては、資本市場庁(Capital Market Authority:CMA)が定める規制に従う必要がある。

株式市場の外資への開放

サウジアラビア株式の購入は、非居住外国人投資家(GCC国籍の投資家を除く)には禁止されていたが、2015年6月15日に外国人投資家へ開放された。
2014年10月9日付ジェトロの記事「株式市場を2015年上半期に外資に開放へ‐国際化・活性化への期待高まる‐」を参照。

その後、CMAによる規則の改正が行われ、運用資産の最低保有額の引き下げや、株式取引所に参加できる「適格外国人投資家(QFI)」資格に関するCMAの審査・承認要件が撤廃された。詳細は「Rules for Foreign Investment in Securities外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます(344KB)」を参照。

参考:

外国資本の制限

外国資本の参加が規制される産業がある。サウジアラビア最高経済評議会(Supreme Economic Council)が発行するネガティブリストに基づく。

詳細は「外資に関する規制」を参照。

関連法

外国投資法

ジェトロ サウジアラビア「ビジネス法令・法務」ページを参照のこと。

資本市場法"Capital Market Law外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます(1,653KB)"
証券取引関連法"Implementing Regulations外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます"

その他

なし。