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市場・トレンド情報

(ロンドン発)2012年春夏店頭のトレンドと秋冬情報

2012年3月
分野:ファッション

  • パステルカラー
    冬の間に続いたネオンカラーの流行から、春夏はまるで砂糖菓子のような柔らかいパステルカラーを各ブランドが全面に打ち出している。なかでもブルー、グリーン、オレンジ、イエロー、ピンクが良く見られる。 コーディネートはあえて同じトーンのパステル同士を合わせる事がポイントのようだが、ヴィヴィットな色よりもコントラストが弱いので、色同士を合わせてもコーディネートがしやすい。

  • パターン
    今季はテキスタイルのパターンが豊富で、中でも花柄、ペイズリー、トライバル(民族調)などが豊富なカラーバリエーションで展開されているが、珍しいところではブロケード(サテン地に浮き模様を織り出した織物)パターンがよく見られた。ブロケードは光沢のある糸を使うため、豪華に仕上がるのが特徴なので、夏のパーティーシーンを華やかに演出するであろう。

  • スポーティー
    スポーツアイテムが素材やシルエットを変えて、オフィスやタウンでも着られるように変化している。ウエストを紐で調節するトラックスーツ•ボトムをジャケットと合わせてスマートに、ワンピースには光る素材やストレッチ素材、ファスナー使いで軽快に仕上げて、カジュアルになりすぎるスポーツアイテムをイブニングでも着られるようデザインがされている。

  • 24 hours dress (24時間対応出来るワンピース)
    長く続く不況を反映してか、1着で何通りにも着回せる服を購入する女性が増えている。特にジャケットを合わせればオフィスウエアに、アクセサリーをかえれば夜のパーティーにと対応できるシンプルなワンピースが人気だ。選ぶポイントは丈が短すぎ無いミディ丈で、肌の露出もほどほどな、Aラインシルエットで、色や柄で今年のトレンドを取り入れたものが人気のようだ。

  • ミュール、サンダル
    洋服の流行に合わせて靴もパステルカラーが多く見られるが、形はミュール型のプラットフォームが人気。ヒールは高めで、ミディ丈からショート丈のボトムとのバランスを考えてのことだろう。
    トレンドのスポーティーなカジュアルファッションも、ヒールのあるミュールやサンダルでフェミニンに見せる事が出来る。

  • ステラ・マッカートニー
    ステラ・マッカートニー の英国での活動が活発になっている。ロンドンオリンピックの英国チーム公式ユニフォームのデザイナーに就任し、ここ数年パリで自身のコレクションを発表していたが、2012年秋冬のロンドンファッションウィークに数年ぶりに復活した。ロンドンの百貨店セルフリッジではステラ・マッカートニーの新しい香水「L.I.L.Y」の先行発売とともに、ウィンドーディスプレイ、ポップアップショップと大々的に取り上げ、同ブランドのロンドンでの盛り上がりを象徴しているようだ。
    (セルフリッジズでのキャンペーン「 The world of Stella
    サヴィルローで学んだ美しいカッティングに、女性らしさが合わさったデザインは英国でも働く女性を中心に人気で、シャープだがフェミニンなテーラードジャケットは彼女のシグニチャーアイテムとなっている。ステラ自身のライフスタイルも常に注目されていて、ベジタリアンな食生活やヨガがファッション業界で流行したのも彼女の影響が大きい。
    2月中旬にロンドンで2軒目のショップがオープンするにあたり、世界中のファッション業界がステラの今後の動きに増々注目している。
    ステラ・マッカートニーがアディダスとデザインした「Team GB」ウエアの一部
    参考サイト: アディダス社キャンペーンページ

    新しい香水「 L.I.L.Y 」は、今は亡き母親リンダ・マッカートニーへのトリビュートでもあるという。

  • Made in Britain
    近年のファストファッションブームが一段落して、英国では「Made in Britain」(英国産)のファッションに注目が集まっている。食品の分野では既に消費者の意識は大きく変わっており、ここ数年でオーガニック食品やファーマーズマーケットでの買い物は日常となったが、ファッションでも英国産業を見直し、英国ブランドをサポートする傾向が消費者の間で高まっている。
    例えばトップショップでは英国生産された商品が去年の2倍になり、主にトップショップの中でも高額商品の部類ではあるが、売上げは伸びているという。
    ラグジュアリーブランドが英国のファクトリーブランドとコラボレーションする機会も増えており、レインコートで有名なマッキントッシュはルイヴィトンやセリーヌ用に商品を生産したそうだ。メンズシューズブームで売上げを伸ばしている靴メーカーのチャーチは、100年以上続く靴作りの歴史に共感したプラダが出資し、ファッション性を高めながらも未だノーザンプトンの自社工場でハンドメイドの靴作りを続けている。
    マッキントッシュ 春夏コレクションより
    クラッシックな形に色や柄でトレンドを取り入れている。

    英国で今でも残る工場の多くは、クラフトマンシップを数百年継承し、手作業に重きを置いて生産している。インドや中国に比べ生産数は少なくコストも高いが、誰かの手によって作られたという背景が消費者に特別感を与える。不景気で以前のようにファッションに予算を割けなくなった今、購入するならばじっくり選んで長く手に残るものを、という気持もこの現象に拍車をかけているといえる。
    伝統的な製法で靴を作り続けている Church の靴

  • (ロンドン事務所)

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