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フランス:2010年 映画館にかつてない活気

2011年3月
分野:映画

2010年、フランスの映画館は近年まれに見る活況を呈した。

年間に上映された全映画のうち、16作品が300万人以上の入場者数を記録。入場数、来場頻度ともに1967年以来最高の記録となった。


出所:メディアメトリ

フランスの調査会社メディアメトリによると、海外を除くフランス本土で、2010年の1年間に映画館に足を運んだ人は延べ3760万人にのぼった。これは、全人口の65.4%に当たり、2008年の「Bienvenue chez les Ch’tis」(日本未公開)の記録的な大ヒットが観客動員数を押し上げ63.3%となった年をさらに上回った。年間の延べ映画館入場者数も2億人を超え、これも1967年以来の最多となった。この数値には、それぞれジャンルの違う複数の作品のヒットが貢献しており、16作品が入場数300万人を突破している。(2009年には11本、2008年には10本)

入場者数トップは「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」(フランス公開2010年11月24日)で、約530万ユーロ、次点がフランス映画「les Petits mouchoirs」(2010年10月20日公開・日本未公開)の520万ユーロ、ハリウッド大作「インセプション」(2010年7月21日公開)約490万ユーロ、「シュレック4」(2010年6月30日公開)450万ユーロ、「アリス・イン・ワンダーランド」(2010年3月24日公開)432万ユーロと続く。一方で、入場者数が600万人を超える作品は一本もなく、これは1992年以来初めてのことである。

年齢層別に見ると、2010年度はあらゆる層において来館者数の増加が見られ、特に25-34歳の層は前年比12.5%プラス、また15-19歳の層では、前年に引き続き最も多い91.5%が過去12ヶ月に最低1度は映画館に足を運んでいる。

映画館通いの常連の増加

少なくとも月に1度は映画館に通う「常連客」は、2010年にはフランス全人口の22.9%にあたる1300万人で、1年間で12%の増加となった。これら常連客だけで、映画館の全来場者の71.9%を占めている。(2009年は69.5%)

この増加には、常連の中でも特に頻繁に映画館に足を運ぶ層(週に1度以上来館)の増加(前年比+18%)と、15-24歳の若年層の常連の増加が寄与している(前年比+16%)。若年層の常連客は、「ハリーポッター」、「インセプション」、「アリス・イン・ワンダーランド」、「トワイライト」といった映画を好み、これらの作品の来場者のなかで、最も多い層を構成している。

2010年、映画館に通う常連客は、大きく2つの年齢層に分かれた。ひとつは前述の15-24歳の層で、常連客全体の4分の1以上を占めている(27.9%)。もうひとつは50歳以上の層で、こちらは3人に1人の割合(30.1%)。このシニア層に好評を博したのは、フランス映画「Des hommes et des dieux」(2010年9月8日公開)で、全入場者数約316万人の内、10人に6人にあたる62.4%を占めていた。

参考:
mediametrie外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます
Allocine外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます
UniFrance外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます

(パリ・センター)

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