政治動向

最終更新日:2015年02月06日

2017年5月22日

テーメル大統領に不正関与疑惑-政治混乱の再発で改革法案の進展に懸念-(ブラジル)

 テーメル大統領の不正関与疑惑のニュースにより、5月18日のブラジル金融市場は大幅な通貨レアル安と株安で推移した。政治混乱の再発は、回復の兆しがみられる経済への悪影響となるばかりか、労働法改革、社会保障改革などの重要法案審議の遅れにもつながり、政治経済シナリオが急激に不透明さを増した。
2017年2月15日

マクリ大統領、ブラジルを初めて公式訪問-首脳会談は「メキシコ」がテーマ-(アルゼンチン、ブラジル)

 マウリシオ・マクリ大統領は2月7日、ブラジルを初めて公式訪問した。ブラジルのミシェル・テーメル大統領との首脳会談では、両国間の通商関係の強化および南米南部共同市場(メルコスール)を軸にした経済統合を進めることで合意するとともに、「トランプ効果」によって先行き不透明感を増しているメキシコとの経済関係強化を確認した。
2016年10月12日

サンパウロ市長選で社会民主党の新顔当選-労働者党の現職は大敗-(ブラジル)

 10月2日に行われた全国統一地方選挙(第1回投票)で、サンパウロ市長にブラジル社会民主党(PSDB)の新顔ジョアン・ドーリア氏が当選した。得票率は53.3%(308万5,187票)で、前政権与党・労働者党(PT)の現職フェルナンド・ハダッジ氏は16.7%(96万7,190票)と遠く及ばなかった。最大都市のサンパウロで勝利したPSDBは、2018年の大統領選挙に向けて勢いを増すものとみられる。
2016年9月20日

ベネズエラの加盟国資格停止に向けて動き-メルコスール創設4ヵ国外相が共同宣言-(アルゼンチン、ブラジル、ベネズエラ、ウルグアイ、パラグアイ、ボリビア)

 南米南部共同市場(メルコスール)創設4ヵ国(アルゼンチン、ブラジル、パラグアイ、ウルグアイ)の外相は、12月1日までにベネズエラがメルコスールに関わる重要な条約や規則を批准、導入できない場合は、ベネズエラの加盟国資格を停止することなどを盛り込んだ共同宣言を発表した。また、ベネズエラのメルコスール議長国就任を認めず、議長国不在の期間(2016年7~12月)は、4ヵ国が経済、通商、その他重要事項を協調して決定することで合意した。
2016年9月2日

ルセフ大統領を罷免、テーメル政権が正式発足(ブラジル)

 ブラジルの上院は8月31日、ジルマ・ルセフ大統領の弾劾裁判の採決を行い、賛成61、反対20でルセフ大統領の罷免を決定した。この結果、ミッシェル・テーメル大統領代行が正式に大統領に就任した。任期はルセフ大統領の残りの2018年末まで。憲法では対象者が罷免されると8年間公職に就けないことが規定されているが、この弾劾裁判の判決ではルセフ氏の公職は維持されることになり、物議を醸している。
2016年7月26日

ベネズエラのメルコスール議長国就任が延期に-パラグアイとブラジルが反対-(アルゼンチン、ブラジル、ベネズエラ、南米南部共同市場<メルコスール>、ウルグアイ、パラグアイ、ボリビア)

 南米南部共同市場(メルコスール)で次期議長国の就任が延期された事態が続いている。本来は2016年7月にベネズエラが議長国に就任する予定だったが、パラグアイとブラジルが反対しているためだ。ベネズエラのデルシー・ロドリゲス外相は両国の姿勢を批判しているが、加盟国間の合意のめどは立っていない。
2016年5月20日

経済再生を目指し財政改革へ本腰-テーメル暫定政権が新閣僚を発表-(ブラジル)

 5月13日付官報の大統領令726号により、中央省庁の再編と新閣僚の発表が行われた。また、17日には中央銀行総裁(閣僚)を含む経済チームも発表され、テーメル暫定政権による経済再生に向けた財政健全化への取り組みが開始された。
2016年5月13日

上院が大統領弾劾裁判の開始を決定-ルセフ大統領が最大180日間の職務停止に-(ブラジル)

 上院本会議で5月11日、ジルマ・ルセフ大統領の弾劾裁判開始に関する採決が行われ、翌12日に可決された。ルセフ大統領は、大統領の職務が停止された。暫定的に大統領職を代行するミッシェル・テーメル副大統領は、経済再生を最優先課題に掲げている。
2016年4月19日

下院でルセフ大統領の弾劾を可決-5月上旬に上院で決定下される見通し-(ブラジル)

 4月17日、下院本会議でジルマ・ルセフ大統領の弾劾に対する採決が行われ、賛成多数で可決された。審議は上院へ移る。大統領は最後まで戦う姿勢を示しているものの、世論からも厳しい批判を浴びる中、政権運営は一層難しい状況に陥っている。
2016年3月22日

大統領弾劾に向け、下院が特別委を設置-ルーラ前大統領の入閣めぐり混乱極める国内政治-(ブラジル)

 ブラジルで3月17日、ジルマ・ルセフ大統領に対する弾劾を審議するための下院特別委員会が設置された。首都ブラジリアでは同日、前大統領で汚職容疑などで捜査対象となっているルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルバ氏の文官長(官房長官)への就任式が行われたが、連邦裁判所はルーラ氏の文官長任命を無効とする仮処分申し立てを認め、国内政治の混乱が極まっている。
2015年12月14日

マクリ新大統領がブラジル産業界に改革姿勢をアピール-就任前にブラジル訪問-(アルゼンチン、ブラジル)

 アルゼンチンのマウリシオ・マクリ新大統領は、12月10日の就任に先立ち、12月4日にブラジルを訪問した。ブラジリアでジルマ・ルセフ大統領と会談後、サンパウロ州工業連盟で150社余りの企業家と会合を行った。マクリ氏は、ブラジルとの交易拡大および南米南部共同市場(メルコスール)の活性化、さらにはアルゼンチンのビジネス環境改善に積極的に取り組む姿勢をアピールした。
2015年10月20日

2国間の投資円滑化や自動車貿易の活性化など目指す-ブラジル大統領が公式訪問先のコロンビア大統領と合意-(コロンビア、ブラジル)

 ブラジルのジルマ・ルセフ大統領は10月9日、コロンビアを訪問し、ファン・マヌエル・サントス大統領と首脳会談を行い、自動車貿易、投資や技術支援など7つの協定・覚書を締結した。主な合意事項は、自動車産業の輸出強化や両国国境地帯の経済政策などだ。
2015年10月20日

ルセフ政権、省庁再編と公費支出削減を発表-内閣改造では連立の相手に配慮-(ブラジル)

 10月2日付官報の大統領令696号により、中央省庁の再編と、政府が進める財政健全化の一環として公費支出を削減することが発表された。また、省庁再編に伴い内閣改造が行われ、連立与党で第2党のブラジル民主運動党(PMDB)がこれまでより1つ多い7ポストを獲得した。
2015年8月28日

混迷する政治・経済、全土で反政府デモ(ブラジル)

 8月16日に全土で反政府デモが行われた。ジルマ・ルセフ大統領の支持率は8%まで低下、2015年のGDP成長率予測はマイナス2%で、政治・経済ともに低迷している。財政目標値は下方修正され、通貨レアル安が進行し、主要格付け会社もブラジル国債に厳しい評価をしている。
2015年7月8日

一次産品依存からの脱却目指す-新たな輸出振興策を発表-(ブラジル)

 ブラジルの新たな輸出促進策が6月24日に発表された。2014年の貿易収支が一次産品価格の下落などから赤字に転落し、それが景気後退の一因になったことを踏まえ、新たな促進策により、一次産品に依存した輸出構造から脱却し、付加価値の高い産品の輸出増加を狙う。市場アクセス改善のための既存の経済連携協定の拡大・深化、あるいは原材料輸入に対する配慮など、産業界からの要望を反映したとみられる新たな施策が含まれていることが注目される。
2015年3月20日

大規模な抗議デモが相次ぎ、苦境に立つルセフ政権(ブラジル)

ブラジルでは3月13日と15日に、大規模な抗議行動がサンパウロなど各地で行われた。それらの抗議行動は、ルセフ政権に反対する勢力と支持する勢力がそれぞれ起こしたものだ。国営石油会社ペトロブラスによる政界汚職事件は拡大の様相を呈しており、ただでさえ財政均衡策をめぐり、議会との調整や国民からの不満増大に苦慮している同政権は厳しい立場に追い込まれている。
2015年1月21日

ルセフ大統領の第2期政権が始動、経済再生策に注目(ブラジル)

1月1日に首都ブラジリアでジルマ・ルセフ大統領の就任式が行われ、同氏の第2期政権がスタートした。任期は4年間で、2018年末まで。就任と同時に発表された新閣僚とともに、低迷するブラジル経済を立て直すことができるかに注目が集まる。投資を呼び込むビジネス環境の整備や輸出増による貿易収支の改善に加え、公共支出を抑えた緊縮財政で、財政収支の改善を目指す。
2014年11月17日

インフレ抑制に国民の関心、経済立て直し迫られるルセフ政権−中銀は政策金利引き上げ−(ブラジル)

10月の大統領選で再選を果たしたルセフ大統領が、経済対策をどう見直すかに注目が集まっている。こうした中、ブラジル中央銀行は10月29日、市場の予想に反して政策金利を11.00%から11.25%に引き上げ、インフレ抑制に向けた強い姿勢を打ち出した。また、国営石油会社ペトロブラスは11月6日、燃料価格を約1年ぶりに引き上げることを決定した。
2014年10月30日

ブラジルのルセフ大統領の再選を祝福−ベネズエラ政府−(ブラジル、ベネズエラ)

10月26日に実施されたブラジル大統領選挙の結果を受け、ベネズエラ政府はジルマ・ルセフ大統領の再選を祝福する声明を発表した。労働者階級を支持基盤とするベネズエラ政府は、労働者党(PT)所属のルーラ元大統領およびルセフ大統領と政治思想が大きく違わないことから、これまで両国は良好な関係を継続してきた。今回のルセフ大統領の再選は、ベネズエラ政府にとって朗報といえるだろう。
2014年8月26日

シルバ氏がPSBの大統領候補に、副大統領候補から転じる(ブラジル)

8月13日に事故死したブラジル社会主義者党(PSB)の大統領候補エドゥアルド・カンポス氏の後任として、副大統領候補のマリーナ・シルバ氏が10月5日に行われるブラジル大統領選挙に立候補することで党内合意が得られた。また、カンポス氏が死亡して以降初めて行われた調査会社ダータ・フォーリャの世論調査では、現政権への評価は若干改善したものの、ジルマ・ルセフ大統領の再選には引き続き厳しい状況が続いている。
2014年8月15日

大統領候補のカンポス氏が飛行機事故で死亡−知名度高いシルバ氏が後継候補に繰り上げか−(ブラジル)

次期大統領候補の1人で、ブラジル社会主義者党(PSB)党首で前ペルナンブコ州知事のエドゥアルド・カンポス氏が8月13日、飛行機事故により死亡した。10月5日の大統領選に向けた選挙活動で、リオデジャネイロからサンパウロ州グアルジャに向かう途中だった。カンポス氏に代わって、知名度の高い副大統領候補のマリーナ・シルバ氏がPSBの大統領候補になるとみられている。

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