知的財産ニュース 韓国特許庁、名品特許の創出に向け半導体部品メーカーと懇談会を実施

（株）ポイントエンジニアリングの技術開発現場を訪問

韓国特許庁は7月4日金曜日、半導体部品メーカー（株）ポイントエンジニアリング（京畿道（キョンギド）華城（ファソン）市）所在）を訪問し、知財懇談会を開くと発表した。

今回の懇談会は、最近、高速および大規模集積回路の半導体生産が増加していることを受けて関連技術が速いスピードで変化している中、高精密のマイクロプローブピンのファウンドリ※分野へと事業を拡大している（株）ポイントエンジニアリングを訪問し、知財関連の建議事項を特許審査実務に反映するために行われた。
※マイクロプローブピンのファウンドリ：高多層・狭ピッチな半導体の検査に使われる、微細な線幅と高縦横比を有する半導体検査用ピンを生産

懇談会で同社は独自技術や製品について紹介し、特許庁は半導体分野の特許出願に関する優先審査制度、特許動向の分析など支援政策について共有する考えだ。

特許庁の半導体審査推進団長は「今回の懇談会は、半導体部品製造分野の最新技術や知財情報について共有することで相互の理解を広げる良い機会になると思う」とし、「今後も特許庁は産業界と引き続き意思疎通を重ね、半導体製造分野で韓国企業が名品特許を実現して競争力を高めることができるよう支援していく」と述べた。