知的財産ニュース 韓国特許庁、半導体産業の知財競争力強化に向け半導体メーカーを訪問

株式会社ハナマイクロンを訪問し、特許競争力確保に向けた懇談会を開き

韓国特許庁は3月19日火曜日、半導体産業の知的財産競争力を高めるため産業界の生の声を聴く活動の一環として半導体メーカー「株式会社ハナマイクロン」（忠清南道牙山市所在）を訪問して懇談会を開くと発表した。

懇談会は知的財産に関する意見や要望を国内半導体産業の関係者と話し合う趣旨である。特許庁は先端半導体のパッケージング技術に関する産業や特許出願の動向を発表し、半導体分野の特許出願に対する早期審査（2022年11月施行）など関連政策を紹介する考えだ。

特許庁は主要国の中で初めて半導体技術を専担する特許審査局の半導体審査推進団を新設（2023年3月）し、半導体分野の特許審査官を採用（2023年3月、2024年1月）するなど、半導体分野で突出した技術力を確保するために取り組んでいる。

特許庁の半導体審査推進団長は「半導体製造の最終工程である後工程は、半導体のみならず人工知能など未来戦略産業で突出した技術力の確保に欠かせないコア技術である。今後も後工程をはじめ半導体製造の全てのプロセスにわたって強い知財権を確保できるよう取り組んでいく」と述べた。