知的財産ニュース 韓国特許庁、第2号広域発明教育支援センター設置・運営の教育庁を公募

2023年3月9日
出所: 韓国特許庁

発明の夢と才能が育まれるところ!

韓国特許庁は、創造性に富み、イノベーションのポテンシャルを有する未来の発明人材を育成するため、体験・深化発明教育と展示・体験空間を備えた第2号広域発明教育支援センターを設置・運営する教育庁を3月10日金曜日から公募する。今回の広域発明教育支援センターは、「慶北発明体験教育館」に次いで2番目に中部圏に設置される予定である。
※中部圏:忠清南道、忠清北道、大田、世宗の4つの市・道教育庁

特許庁が教育庁と共に設置する広域発明教育支援センターは、地元発明教育の中核的な役割を果たす総合発明教育施設として、生徒を対象に体験・深化発明教育を提供し、地元発明教育を総括するに加え、地元に発明文化を広める役割を果たす。昨年3月に開館した第1号広域発明教育支援センターの「慶北発明体験教育館」は、地元の伝統文化と融合した発明文化イベントや展示・体験空間を生徒と市民に提供して開館9か月で利用客10万人を突破し、地元発明教育の拠点機関として定着した。

中部圏の広域発明教育支援センターは、地元の特性に合わせて発明教育を実施し、自主性を保障するために、選定された市・道教育庁の直属機関として設置される予定である。設置を希望する中部圏内の市・道教育庁は、事業公告に従って3月10日金曜日から4月14日金曜日までに申込書と計画書を提出すればよい。特許庁は、選定審査委員会を構成し、現場実査や発表審査などを通じて4月末に最終市・道教育庁1か所を選定した上で、来年下半期の開館を目途に事業を推進する予定である。
提出対象:中部圏の市・道教育庁(忠清南道、忠清北道、大田、世宗)
提出方法:市・道教育庁から電子文書(公文)により提出
提出書類:設置申込書1部、設置推進計画書1部
提出期間:2023年3月10日金曜日~2023年4月14日金曜日
宛先:韓国発明振興会創意発明教育研究室(☎02-3459-2916)

特許庁の産業財産政策局長は、「急変する未来社会に素早く適応するには、創造力、問題解決力、団結力を鍛えることが非常に重要であり、発明教育がそのような能力を養う上で大きな力となれる」とし、「より多くの生徒が広域発明教育支援センターで発明教育を経験し、未来社会の創造・融合人材に成長できる機会に触れてほしい」と述べた。

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