知的財産ニュース 特許庁、先端技術分野における専門審査人材の充員拡大

2021年下半期、一般職公務員6級（審査官）の経歴競争採用試験を実施

26人充員、10月1日（金曜）から10月17日（木曜）まで願書受付
特許庁は、2021年10月1日（金曜）から10月7日（木曜）まで6級の専門審査人材を26人募集する。上半期に6級審査官21人を採用したのに続き、2回目の経歴競争採用を実施するものである。

今回の採用で、最近、特許出願量が増加しているバイオヘルスケア・人工知能・ディスプレイ技術分野と、環境にやさしい技術の重要性を強調する次世代電池及び環境技術分野に専門性とリーダシップのある人材を充員する。

具体的には、医療用ロボット・人工知能・マシンラーニング、有機発光ダイオード（OLED）、電池技術分野などの専担技術分野に迅速な審査人材を充員することで、高品質の審査サービスを提供する。

特許庁審査官は、研究者や企業が創出した特許、デザイン、商標などが法的に保護を受けられるか否かについて審査を行い、無形の権利を付与する役割を遂行することになる。

特許庁における6級（審査官）経歴競争採用の規模は計26人（行政職3人、技術職23人）であり、学位（修士以上）または専門資格証（弁護士、弁理士など）を保有した場合、受験が可能である。

1. 行政職列（3人）
   1. 一般行政（3）
2. 技術職列（23人）
   1. 工業：電気（2）、物理（1）、化工（10）
   2. 農業：一般工業（1）
   3. 医療技術：医療技術（3）
   4. 薬務：薬務（1）
   5. 放送通信：伝送技術（2）
   6. 電算：データ（2）
   7. 環境：水質（1）

特許庁運営支援課長は、「継続的な優秀審査人材採用を通じて迅速・正確な審査サービスを提供し、発明が知的財産権として保護されるように支援する」と明らかにした。

「特許庁一般職公務員6級（審査官）」の経歴競争採用に関するより詳細な内容については、9月17日金曜日、特許庁ウェブサイトまたは、人事革新処ナラ職場サイトを通じて確認でき、その他については特許庁運営支援課（電話042－481-5111）にお問い合わせください。